パイオニアコース
野沢温泉に連れて行ってもらった帰りに見えた遠目からも目立つ山。
木島平だよって聞いて名前と場所が一致したのはつい最近のこと。
木島平スキー場は穴場というより、玄人好みのスキー場。
万人の中級者向けではなく、ビギナーと上級者向けといったところで珍しい。
周辺のスキー場とは対照的にバスツアー等もなく、地元の人向けのスキー場といった印象。
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どうやらヤバいコースが山頂にあるらしいとのことで行ってみたのだけれど、あの抉られたような部分がコースだったとは...
中腹から伸びる山頂リフトは頭がおかしいくらい長くって、都心のビルの遥か上を行く高さまでジリジリと時間をかけて上っていく。
この高さをリフト1本で行くのは、ちょっと尋常じゃない。
下腹部がきゅーんとなりながら、ずっとリフトに抱き付く程。
もうそんじょそこいらのスキー場とはそもそもの規格が違う感じで、最近の安全サイドな発想では生まれない設計に、この村の懐の深さまで感じてしまう。。
この山頂リフトは週末と水曜のみ稼働していて、コースはコンディションが整わないと開かない。
そんな制約すら魅力的になってしまうパイオニアコースは、お隣の竜王木落としbコースの初っ端に似た斜度ながらワイドで滑りやすく感じる反面、麓が眼下に広がるので高所恐怖症と相まってちょっと病的なコース。
実質的に国内最強の急斜面。
よくもまぁ雪崩が発生しないものだと。
それでも、わざわざここまで来させる魅力がある。
一番好きなコースはどこ?と問われると、ここかもしれない。
雪の達人だけが許された非圧雪コース最大斜度45度 パイオニアコース 木島平スキー場
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この日は朝まで雪が降り、その上快晴で、ちょっとした『THE DAY』といったところ。
でも最近の大寒波からか、新雪のすぐ下に凸凹の底付き感がありナーバスなコンディション。夜は冷えた風が山肌、つまりこのコースにまともに当たるのでしょうがないらしい。
昨年3月に初めて来た時は季節がらかバーンは荒れまくり、トラバースもままならなかったので今回は満足できたのかなぁ。
山頂リフトを一人で回していると、リフトのおじさんから飴をもらったり、オーベルジュグルービーでもよくしてもらったり、貸切に近い今日はいい日だなぁと (*^^*)
たまには良いでしょぅ?
だってずっと前からプラン練ってて何とか平日に休んで4時間近くかけて頑張って来たんだから。
最近では野沢から流れてきた外国の人も山頂にちらほら来るみたいだけど、あまり知られたくないな。
今後スキー場として情報発信を強めていくと言うことだけれど、近隣のスキー場の真似をすることもなく、独自の路線で特別なスキー場でいて欲しい。
また来ます。
次はきちんとしたパウダーボードで。