今シーズンは実は初となる白馬など、遠出がメイン。
いつも行けない所に行ったのだけれど、車に乗っている時間の方が長かったかなぁ
まだシーズン途中なんだけれど、訳あって時間が余りある週末。
前にもこんなことがあったような...
軌跡を残したいだけなんだけれど、なんか遺言みたい
キューピットバレイ
湯沢からさかえ倶楽部へ
安定の貸切状態。
夜の大雪。栄村は豪雪地帯。
「一晩で腰まで行くこともあるので、まだ大丈夫ですよ。」だって
ここからキューピットバレイはさかえ倶楽部の山の反対側10km先にあるスキー場。
冬季通行止のため、反時計回りに大きく迂回しないといけない。
2時間ほどかかって行ったのだけれど、ヘタな関東の山より面白かった。
降雪60cmの日に当たったからかもしれないけれど、いい思い出になりました。
資本も入っていて良く整備されているスキー場。
急斜はないけど地形も豊富で、いろんなレベルの人が楽しめる感じ。
自己責任エリアも多くあるけど、死亡事故もあったみたいだから気をつけて。
地元の人が多く賑わってました。
隣接の「ゆきだるま温泉」は何だか火薬の臭いがしたけど、白馬の温泉より良かった。
ほんと、田舎のスタンダードはいつも贅沢。
夜は麓のバンガローの灯りと相まってライトアップがきれい。
また来れたらいいけど、ちょっと遠いかなぁ
帰りは東へ東へ。
十日町まで一時間。
そこから関越までもう一時間。
ここまでくると寂しくなってくる。
にしても遠かったぁ
白馬
今年は大寒波。
外気温は麓でマイナス14度。
コルチナ、栂池、八方尾根、47へ立て続けで行ったけれど、八方は別格だった。
今更だけれど、昔から人気の意味が良く分かった。
コルチナはカップルや家族向け。47はパークもあってスノボ向けな山の印象。栂池は斜面が多く、ボード仲間(もういないけど)と行くには目一杯遊べる感じだし、八方はかっ飛ばすには最高 。
THE GOOD RIDEにしてfacking fastとまで言わしめる RIDEのTIMELESS みたいな板で滑降したいけれど、たぶん危ないかな。
志賀高原エリアもそうだけど、スキーヤーが早いところでボードのスピードが合ってくると、お互いライン取りが違うため結構接触しそうになる。
篭り先の周辺もちょっとしたヨーロッパの山岳リゾートみたいで、外国の懐かしい雰囲気も最高だった。
夜は絶対面白い。
リフトに乗っていると話しかけてくるYOUも多くて、嘘っぽい英語で返しては連絡先を交換したりして遊んでました。
時期的にオージーやニュージーからの人が多いみたいです。
そういえば、47近くでスタックしている車を押してあげている時、外国人のグループが相次いで手伝ってくれた。
嬉しいなこういうの
白馬へ行って、またボードが好きになって帰ってきた日でした。
シャルマン火打
パウダーを追って、シャルマンへ。
ここは関東で滑り込んでいる人にとっては憧れで、どんなものか前から行ってみたかった。
家からは片道4時間半。
いつも一人で中型車なので交通費は凄いことになるけど、遠く感じていた妙高のそのまた奥の山。
ほとんど富山。
吹雪いて視界不良の日が多いスキー場で、降雪後に快晴になる日はシーズン中数日しかなく、そんなタイミングを見計らって行ってこれた。
きっと来年はそう簡単には行けないだろうから。
日本海に近いうえ、陽が照ってきていたからか何となく雪は重めだったけれど、パウダー慣れした上手い人が多かった。
一週間前の栂池で右肩をやっていたので自重していたのだけど。。
何だか見てて泣けてきた..
一応動画はつないでいるけど、実はこの後脱臼します。
ボードは昨シーズン後半から乗り始めたRossignolのクリプト。
でも行き着くところはやっぱり長さだった。
滑り込んでみたところ最後までベストな滑り方が分からなかった。
優れた高速安定性でハードカーブは容易な上、剛性も高くフルコミットできるけれど、何より重い。
163cmは自分にとって長くはないけど、ボードのスタンスが広くとられている分かセットバックが足りない気がしていた。
やっぱりノーズの長い普通のパウダーボードが理に適っていると思った。
板が違っていたら怪我なんかしなかったかなぁ~
もうこの板には信じて乗れない。
脱臼
これもそうだけれど、この板は非圧雪だとノーズが刺さることが多かった。
乗り方次第でも、後傾を過度に意識しないといけない位、限界点と言うか許容度が一般のボードより低い気がした。
転んだ先にあった木に肩を打ちつけてそのまま滑落。
ぶつかると思ってからの一秒間が本当に長く感じた。
気を付けていたことだけれど、ここは山の殆どが滑走エリアなので何かあってもすぐには発見されないことが多い。
どのくらいの間か悶絶していると、谷の向こう側で女性の方が通りがかり声をかけてくれた。
何とか下ります!
と、今できうる最高の笑顔で返してみたものの「ここに来る人は皆自分で何とかしようとするんですよねぇ」とは、後で来てくれたパトロール隊の方。
バックにあった気休めのロキソニンを2錠飲んで、路に出ようと思ったんだけれど、動けない。
深い雪のためでもなく、まず痛くて立てない。
マジでほんの数十メートル先の路に下りるまで半日かかると思うくらい。
この後ふもとの接骨院まで肩が外れたまま運転するとは夢にも思わなかったけれど、まずここから下りて、応急処置して、病院行って、治療受けて、300キロ以上先の家まで帰るプロセスを考えると、途方もなく気が遠くなっていった。
一人で行くことでのリスクがあるとしたら、つまりこういうこと。
しばらくすると同じ方が上から下りて来てくれた。
友人の方がパトロール隊にいるとの事で、今声をかけてきて頂いたとの事。
まさか救護袋に入る自分が想像できなかったけれど、色んな方々に助けられる今日は確かバレンタインデー。
受付の人からもらったチョコレート以外、この日は何も喉を通らなかった。
ありがとう御座いました
いつかお礼に行けます様に。。
まだ痛い。
したがって、新しい板には結局乗れずに終わりそうな17-18シーズン。
板が届いたその矢先に怪我をしたんだからしょうがない。
RXは墓標のように部屋で立てかけられたまま、新品のブーツもスリッパ代わりに。履いているうちに馴染むかな?なんて
買うんじゃなかった。
まだ3月上旬。
節目の時期に鬱々とした日が続いています。
ここまでスノボが自分の冬のライフスタイルの要になっているとは思わなかった。
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